TAKI CORPORATION

1211_supership事例

Supership株式会社 CI / VI 開発

Client
Syn.ホールディングス株式会社

Staff
Producer : 鈴木 崇仁
Creative Director : 澤田 尚志
Art Director : 渡部 雪
Copy Writer : 三輪 和寛

The Briefing

Syn.の提唱する新ポータル構想に参画していた「スケールアウト」「nanapi」「ビットセラー」の3社を合併して立ち上げる新会社の社名、CI / VI を開発。

The Solution

新会社の特長は、大企業の資本力(KDDI子会社)とベンチャーの強み(挑戦、革新性、スピード感)をあわせもつこと。
インターネットを通じて、「すべてが相互につながる、よりよい世界を実現する」という高い志に応えるべく、
力強さや王道感を意識して社名、CI / VI を考案しました。

The Result

オリエンからリリースまで2ヶ月ほどの時間しかありませんでしたが、
毎回打合せには先方の森岡社長も参加いただき、膝をつきあわせて思いや意見を共有できたことで、
お互いに満足できるものを生み出すことができました。社内外からの評判も上々のようです。

Core Creative

思いをしっかり共有できたこと。これに尽きると思います。
新しい商品やサービスのネーミング・ロゴを考案するときは、
その機能的特長やもたらす価値などを拠りどころにすることが多いのですが、
今回は新しい会社の立ち上げに関わる仕事。具体的なサービスなどはこれから生み出していくもので、
「つながり」や「世界的なIT企業」などのキーワードはあったものの、なんでもありといえばなんでもあり。
何年、何十年たっても色あせないものをつくろうという意気込みはありましたが、
一方でつかみどころがないなというのが最初の印象でした。

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ただ、社長をはじめとする立ち上げメンバーと直にやりとりできるということで、
それぞれが抱いている漠然とした思いやイメージをどれだけ引き出し、
共有し、カタチにしていくか。つかみどころのないものを、つかめるようにする、
ともに創るということが今回の最良の策であると考え、実践していきました。
森岡社長は『水滸伝』を愛読しており、自分たちの新会社は官軍に立ち向かう梁山泊のようなものと表現していましたが、
私たちも梁山泊の一員という気持ちで挑み、すばらしい旗印をいっしょに創り上げることができたと思います。
わかる人にしかわからない内容で締めてすみません。

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Creative Director
澤田 尚志

 

Naming

オリエン時は社名に対するみなさんのイメージはまだ少し漠然としたものだったので、
最初のプレゼンではイメージをもう少し具体化できるように、幅広い方向で考案し、100案近くを提案しました。
実際にカタチとなったものを目にすることにより、さまざまな意見が出て、イメージが徐々に具体化していき、
1つのワードにたどり着きました。『superっていいんじゃない?』と。
確かにsuperはベンチャー的な勢いがありながら、同時に力強さも備えている。
ただのベンチャーではなく、ビッグベンチャーだからこそ名乗れるものである。
自らsuperと名乗ることは諸刃の剣でもあり、ともすればダサくなることもあるが、新会社にはその資質があり、
正々堂々と打ち出すことにより、何かをやってくれそうな期待を抱かせる力強い社名になり得る。
しかも、『そのアイデアはsuperか?』と社内の価値観、文化にもなっていける。
こうした声が会議の場であふれ出し、全員の思いが1つに昇華されていきました。
クリエイティブの打合せでは、1つのアイデアをきっかけにどんどんアイデアが広がることがありますが、
まさにこのときがスパークした瞬間だったと思います。
superというコトバにたどり着き、梁山泊軍が官軍の大軍を真正面から突き破る。
そういうイメージが共有でき、のちのクリエイティブの史進じゃなく、指針となりました。
最終的なSupershipという社名は残念ながら(笑)森岡社長が考案したものですが、最終的なアウトプットだけでなく、
そこに至るまでのプロセス、漠然としたイメージを引き出し、具体化していくのもコトバのチカラ、
コピーライターとしての大切な仕事であると改めて実感できました。

Copy Writer
三輪 和寛

 

CI / VI Design

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ネーミングやステートメントの開発段階から共に打合せを重ね、VIの開発に入る段階となる時には、
クライアントのみなさんと我々が1つのチームとして意識共有が明確にできていたと思います。
そのため、強い一貫性を保ってロゴ提案から完成までを駆け抜けることができました。

シンボルが必要なのか、ロゴタイプだけが正しいのか。
カラーリングはどのような設計にすれば良いのか。
熱い思いをどう定着すればいいのか。
たくさんの検証を繰り返し、1つのロゴタイプに辿り着きました。

そして、10年、20年と保たれる強固なブランドとするため、
辿り着いたロゴタイプをさらに精緻化していきます。
大きく出力しては0.01mmの調整を行い、
小さく出力してはやっぱり違ったと立ち返ってみたり…

ブランドの財産はロゴタイプだけではありません。
名刺などのツールから、独自のカラー、書体、システムなどの多くを整備していきます。
特に、アイコンは「ロゴマーク」と呼称せず、どのような場面でも可変に使用することができる
自由を与えることで、ブランドの拡張の可能性を持たせることができました。

ブランドをどう立ち上げるかはもちろん大事ですが、
どう成長していくのかを見つめることがなにより大事なのだと
改めて感じることができ、梁山泊の一員としてとても嬉しい気持ちです。

Art Director
渡部 雪

 

シンプルで力強い、そして長く親しまれる社名、ロゴができたと素直に喜んでおります。考案の一番初めからたき工房さんに参加いただき、あらゆる角度からのヒアリングを徹底していただいたおかげで、自分たちの頭の中、想いが昇華できまたした。
そして、このネーミング、ロゴに繋がったと思っており感謝しております。
我々としては名前に恥じず、まさにSuperな企業としてこれからのインターネット業界の旗手になりたいと思っており、この社名、ロゴのブランドを高めていきたいと思います。

Supership株式会社
代表取締役社長
森岡 康一

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