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TAKI SMILE DESIGN LABO メンバー

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たきコーポレーションでは、2014年より「TAKI SMILE DESIGN LABO(以下SDL)」という社会貢献プロジェクトを行っています。

今回、その活動の一環として、千葉県の松戸市立 六実中学校の1年生を対象に、デザイン思考を育てる「図工2.0」の授業として、ロゴデザインの特別授業を行いました。

今回はその様子を、当日の写真を交えながらご紹介いたします。

※「図工2.0」については、下記の記事をご参照ください
デザイン思考を育てる、新時代の授業「図工2.0」ー デザイナー藤井の挑戦 ー

SDL 睦実中学校授業

プロと同じ工程を学ぶ、ロゴデザインの作り方。

1年生190名を対象に、1コマ50分の美術の時間を使い2回にわたって行うこの授業は、お互いがクライアントとなり取り組むワークショップ形式。弊社クリエイティブディレクターの藤井が講師として授業を行い、SDLのメンバーである私たちコピーライターやデザイナーが、TA(ティーチングアシスタント)として生徒に声をかけてまわりました。

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いつもとは違う環境に戸惑う生徒さんもいたはずですが、さすがは中学生、藤井の話す言葉に真剣に耳を傾けながら、目の前のワークに取り組みます。

この授業をTAで参加した私たちも初めて受けたのですが、中学生向けとはいえ、クリエイティブの工程は普段の私たちの仕事とまったく同じだと感じました。クライアントのことを調べ、要望を聞いて、リファレンスを探し、方向性を定めて、カタチにする。

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普段現場で行われているロゴデザインの作り方を、プロのデザイナーから直接学べる機会はなかなかありませんから、生徒の皆さんには良い刺激になったのではないでしょうか。

1回目の授業は、実際にロゴを作ってみるところまで。宿題として1ヶ月後の授業までに完成版を提出してもらいます。

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クライアントにロゴのポイントをプレゼンテーション。

2回目の授業は体育館で行いました。

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宿題として作ってきたロゴのおすすめポイントを3つ挙げてもらい、ペアの相手にプレゼンテーションしてもらいます。実際の現場でもクライアントにただ提出するのではなく、なぜこのデザインなのか、このデザインを使用するとどんなメリットがあるのか、納得できる理由をきちんと説明できなければいけません。

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生徒の皆さんは、自分の作ったロゴを少し照れながらも堂々とプレゼンしていました。立派です!

最後は、藤井による優秀作品の発表です。

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ここに挙げたのはその一部ですが、他にもたくさんの素晴らしいロゴデザインが紹介されていました。今にでも企業のロゴとして使えそうなもの、有名なロゴをオマージュしてオリジナリティを加えたもの、私たちも驚いてしまう斬新なもの……。

未来のデザイナーがここから生まれる日もそう遠くないかもしれませんね。

手を動かすより大切な、知ること、考えること。

最後に藤井が総評を話す中で、私は思わず自分のスマホを取り出し、スライドの写真を撮りました。

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「デザインするためには、クライアントのことをよく知る必要があります。」

クライアントのことを知った風になっていないか、もっともっと貪欲に、食い下がって相手の言葉を、要望を、課題を、将来のビジョンを引き出せないか。もっとできることはないか。カタチにしたコピーやデザインが本当にクライアントのために機能するものになっているのか。もっと知ろう。考え続けよう。そう思わせられた言葉でした。

この特別授業は、生徒の皆さんに教えたと言うよりも、一緒に学ばせてもらった2日間でした。未来のデザイナーたちに負けないよう、私たちも精進したいと思います。

〈おまけ〉

初回の授業の後に、給食を一緒にご馳走になりました。この食器とトレーの感じ懐かしい……!ご飯の量が10代ですよね(笑)美味しかった!ごちそうさまでした!

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六実中学校の皆さん、ありがとうございました!