制作実績
アドミュージアム東京 企画展示のPOP、パネル、展示設営を担当
Staffアートディレクター:小林裕之
デザイナー:長濱萌菜
プロデューサー:横山文啓
Briefing
「PR」という言葉は聞くことがありますが、本来どのような意味のもので、社会でどのような形で存在しているのかは、まだ浸透していない部分もあります。そのため専門用語がわからなくても伝わるような「PRをテーマにした企画展示」をしたいというご依頼をいただきました。
情報量や展示物の媒体の種類が多かったため、シンプルでかつわかりやすい構成になるように努めました。PRの定義や歴史から掘り下げていくという企画展示のため、難しい専門用語や文章もシンプルに、また展示全体の流れもわかりやすく精査をしながら制作を進めていきました。
難しい内容の展示のため、「PRを知らない人にまず伝える」を念頭に制作に取り組みました。情報量や文章量が多かったため、色味や合間に入れていくイラストはシンプルにまとめるよう努め、雑多に見えないように展示全体のまとまりを常にイメージし、構成に取り組みました。
Our Design
クライアントが展示に不慣れな部分があったため、クライアントに寄り添い、きめ細やかで丁寧なサポートを心がけました。具体的には、展示図を制作し、視覚的に全体イメージを共有することで、認識の齟齬を防ぎ、クライアントの理解を深めるよう努めました。
また展示説明の原稿は、文章量が多く専門用語も多かったことから、内容が難しくなっていました。そこで弊社より原稿内容の修正を提案。修正箇所をクライアントと弊社で漏れがないよう、電話・メールを活用してコミュニケーションをとり、タスク整理を都度行いました。原稿は当社の校正チームに内容の確認依頼をすることで、誤字・脱字等がないようにしました。
Result
クライアントにはPRを伝えるツールとしてご活用いただいています。また、今回限りの展示ではなく機会があれば本案件で制作したものを流用して展示は今後も行いたい旨をお聞きしています。
他にも、当社の以下の記事でもご紹介しておりますので、こちらも併せてご覧ください。
【企画展示】「What is PR? ~PRって何だろう? 身近な活動から社会を変えるチカラまで」にて制作を担当しました