セミナーSeminar
■開催概要
・日時:2019年12月5日(木) 17:00-19:00
・会場:株式会社たき工房 セミナールーム
■セミナーサマリー
・パーパス・ブランディングとは?
なぜこれほど注目されている?
・事例紹介:
パーパスに基づいたブランドのターゲット設計およびコミュニケーション設計
・ワークショップ
■セミナー講師:
下向陽子
株式会社たき工房
クリエイティブディレクター
海外でブランディングの主流になりつつある「パーパス・ブランディング」は、日本でも徐々に広がりを見せています。本セミナーでは、パーパス・ブランディングとは何か、そして「パーパス」に基づいたブランド・コミュニケーションの設計プロセスを、具体的なクリエイティブ事例とともにご紹介しました。
パーパス(PURPOSE)とは、「存在意義」であり、企業やブランドの中心にある思いや哲学とも言えます。パーパスを起点にコミュニケーション設計をすることが、消費者との関係構築、社員教育などあらゆる場面で大きな影響を生みます。セミナー前半では、パーパス・ブランディングで世界的な反響を呼んだ2つの事例を紹介しつつ、なぜパーパスがここまで注目されているのかを、いま起きている消費者や社会のニーズの変化などとともに解説しました。
セミナーの後半では、講師が担当した2つのコミュニケーション設計を事例として紹介。パーパスを起点としてコミュニケーションストーリーを作成し、そのもとでサービスや商品の開発、プロモーション施策を進めることで、ブランドの統一性を打ち出すことができることをプロセスを追いながら説明しました。セミナーの最後には、パーパス起点でのコミュニケーションストーリーを考えるミニワークショップを開催して参加された皆さんにも体感していただきました。
参加者の声:
・事例を通して、社員が商品に抱いているバラバラなイメージがパーパスで統一されていく、という過程が知れました。
・プロダクトが先行してしまっていて、マーケットやパーパスがおろそかになっている自社の現状課題を感じた。
・パーパスを軸にしたストーリーづくりの有効性がわかりました。
・自社はお客様にどのようなストーリーを提供できるのか/したいのか、改めて考えてみようと思いました。
・パーパスの成功例だけでなく、失敗してしまっている時のリカバリーのアプローチも聞いてみたい。