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TAKI Magazineー 制作における『知』を紐解く ー

投稿日:2023.02.28 更新日:2025.02.19

Webプロモーションとは?販売促進の戦略計画ポイントを解説

日進月歩で進化する、Webマーケティング。日夜新しい手段や方法が生み出され、その内容や活用法も、次第に複雑化しています。そしてその傾向は、Webプロモーションの世界においても同様です。今回は、複雑化するWebプロモーションの世界について、その概要や押さえておくべき重要なポイントを解説していきます。

Webプロモーションとは何か?

一昔前は、商品やサービスの広告宣伝、販売促進といったプロモーションの手段は、マスメディアやセールスプロモーションが主流でした。しかし、インターネットが普及してきたことで、マスメディアへの依存度が減少。その代わりに台頭してきたのが、インターネットの利便性を活かしたWebプロモーションです。

Webプロモーションには、Web広告・SNS広告・SNSの公式アカウントの運用、YouTubeチャンネルの運用といったWebサービスを用いた広告宣伝だけではなく、SEO(検索エンジン最適化)やMEO(マップエンジン最適化)といった、Webで見つけやすくするための施策も含まれるなど、その範囲がかなり幅広いのが特徴です。

そして、さまざまな方法があるWebプロモーションの世界において、最も活用すべき重要なツールと言えるのが、情報発信の主体である企業の公式ホームページです。

Web広告やSNS広告などのWebプロモーションによって公式ホームページへと集客し、そこで商品やサービスをより深くユーザーへと伝え、共感を含めた認知向上や販売促進を行うのがWebプロモーションの王道と言えるでしょう。

加えて、ホームページを主体とすることで、各種Webプロモーションの効果をデータとして収集することが可能。その状況に応じて改善を行っていけば、一つひとつの成果をより高めていくことも不可能ではありません。

ここで忘れてはいけないのが、Webプロモーションにおける最終的なゴールは、あくまでもユーザーとの信頼関係の構築にあるという点です。例えば、いくら大規模なWeb広告を実施しても、その受け皿となるホームページの情報が不足していれば、ユーザーの興味と関心を醸成することはできません。

その逆にいくらホームページの内容を充実させても、SEOなどのWebプロモーションを行わなければユーザーから発見してもらうことができず、宝の持ち腐れとなってしまいます。

ユーザーに確実に発見してもらい、興味を持ってもらい、好きになってもらう——。これこそが、Webプロモーションとして目指すべき姿なのです。

Webプロモーションのメリット

Webプロモーションの本質について理解したところで、次はWebプロモーションならではのメリットについて見ていきましょう。

・多くのユーザーにアプローチが可能(リーチが大きい)
Webプロモーションがアプローチできる相手は、インターネットを利用しているユーザーすべてです。このリーチの大きさは、他のメディアではなかなか実現することができません。Webプロモーションを用いれば、日本国内はもちろん、世界中のユーザーにアプローチすることも不可能ではありません。
・狙ったターゲット層に絞って広告展開が可能
リーチが大きいWebプロモーションですが、その一方で、特定の属性ターゲット層に限定した広告展開をすることもできます。また、属性のターゲティング以外にもエリア・時間・曜日などの配信設定が可能。ターゲットをしっかりと決めてWebプロモーションを行うことで、その効果性を大きく高めることができます。
・いつでも集客が可能
時間や場所にあまり制限されることなく広告宣伝を行えることも、Webプロモーションならではのメリットです。仮にWeb広告に24時間365日掲載した場合、曜日や時間を問わず、年中無休で集客ができます。
・プロモーション施策の迅速なPDCA※1が可能
Webプロモーションの効果は、計測ツールを用いることで具体的なデータとして抽出することができます。ホームページのセッション数※2・ページの閲覧数・離脱率※3・コンバージョン率※4などのデータをしっかりとチェックすれば、自社のボトルネックを見つけ出すことも難しくありません。そして課題点が見つかれば、それに応じた対策を行うこともできるでしょう。このようにPDCAを回していくことで、Webプロモーションの効果性を高めていくことができるのです。
※1 Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)のサイクル。
品質管理など業務管理における継続的な改善方法。
※2 ホームページを訪問した回数。
※3 特定のページを最後にWebサイトの閲覧を終了したユーザーの割合。
※4 ホームページに設定した成果目標に至った割合。
・低コストでの運用が可能
TVCMや新聞広告など、マスメディアを活用したプロモーションは高額になりがちですが、ターゲットを細かく指定しながら行えるWebプロモーションであれば、低コストから始めることも可能です。また、本来ターゲットとならない層にプロモーションしてしまうことも防げるため、非常にコストパフォーマンスに優れた広告手法と言えるでしょう。
・SNSは拡散力が高い
一度にたくさんのユーザーにアプローチできるインターネットですが、ユーザーからユーザーへと情報が伝播していく拡散力も魅力の一つです。特にSNSは拡散力に優れており、クチコミなどを利用したバイラルマーケティング※5を活用した手法も増えています。
※5 クチコミを利用し、低コストで不特定多数に広まるように仕掛け、顧客獲得を図るマーケティング手法です。
・投稿後でも改善点の修正が可能
投稿後も内容の改善が可能です。インターネットやSNSへの投稿は、アクセス解析ツールを利用して閲覧状況を確認できます。改善点が見つかれば、多くのSNSではその場でテキストの修正が可能です。

例えば、Facebookでは写真や動画の変更はできませんが、投稿のテキスト、位置情報、タグ付けの編集ができます。特にInstagramでは、キャプションやタグの編集ができ、複数の画像を含む投稿も柔軟に対応可能です。また、Canvaなどのデザインツールを使えば、投稿後でもデザインの変更が可能です。このように、迅速な改善ができるため、より良い成果を得やすくなります。

Webプロモーション戦略計画の策定

ここからは、基本的なWebプロモーションの戦略計画フローにおける重要ポイントをご紹介します。

基本的なWebプロモーション戦略計画フローは、以下のような流れで行います。

1.ペルソナの設定(訴求したい人物像)
2.ペルソナの行動調査の把握(検索クエリ※6・使用メディア・閲覧時間帯など)
3.Webプロモーション手法の決定
4.コンテンツの作成
5.配信設定・開始
※6 Googleなどの検索エンジンの検索窓に入力した語句です。

以下で、特に重要なフローについて詳しく解説していきましょう。

【ペルソナの設定】

ペルソナとは、訴求したいユーザーの特徴をまとめた人物像のこと。このペルソナを設定することで、ターゲットが明確になり、実施すべき施策やその方向性が定めやすくなるのです。

ペルソナ設定においては、氏名・年齢・性別・家族構成・職業などの詳しい属性(デモグラフィック)はもちろん、趣味や嗜好・ライフスタイル・休日過ぎし方・悩みなどの価値観の傾向(サイコグラフィック)も設定するようにしましょう。それらはアプローチ方法を具体的に絞り込むヒントになります。また、そうして定めたペルソナをプロジェクトメンバーが共有することで、意思の疎通が図れるようになるでしょう。

もしもペルソナを設定する前に、市場調査や顧客のデータがあるのであれば、それを分析して人物像を絞り込んでいくようにすると、ペルソナの信憑性がより増大します。

【ペルソナのWeb閲覧行動の設定】

ペルソナ設定の次は、設定したペルソナのWeb閲覧行動を細かく設定していきます。

閲覧および利用しているWebやSNSは何か、検索するキーワードや使用しているデバイス、主に閲覧している時間帯なども設定することで、プロモーション手法を選択する検討材料にすることができます。

ここも、単に想像や身近な人の傾向などで決めるのではなく、実際に収集したサンプルデータなどがあれば、それを参考にすることで信憑性をさらに高めることができるでしょう。

【Webプロモーション手法の決定】

ペルソナやその行動を細かく設定した後に、いよいよWebプロモーションの手法を考えていきます。
一言でWebプロモーションといっても、その手法はさまざまですが、ここではプロモーションの目的に応じた代表的な手法を紹介します。

・認知向上のWebプロモーション
  • ・Web広告(純広告)
  • ・アドネットワーク広告(Web・ソーシャルメディア・ブログなど複数の広告媒体)
  • ・SNS運用(X(旧Twitter)・Facebook・Instagramなど)
  • ・インフルエンサーの起用(フォロワーへの高い影響力を持つ人を起用)
・販売促進のWebプロモーション(潜在層/顕在層向け)
  • ・SEO対策(検索エンジンに上位表示させるための施策全般)
  • ・MEO対策(Googleマップに登録店舗の検索順位の向上)
  • ・サービスページの改善(ユーザー目線で利便性を改善)
  • ・サイト内コンテンツ(ユーザーの利益になるコンテンツの拡充)
  • ・動画チャンネルの運用(動画投稿サイトの運用)
  • ・リスティング広告(検索連動型広告)
  • ・アフィリエイト広告(成果報酬型広告)
  • ・SNS広告(ターゲット層をセグメントした広告配信)
・リピーター獲得のWebプロモーション(既存顧客向け)
  • ・メールマガジン(有益な情報を既存顧客に送信)
  • ・会員サイト(顧客をファン育成化するための自社会員サイトの運営)
  • ・公式LINE、SNS運用(SNSを使ったコミュニケーションでリピーターの獲得)

まとめ

Webプロモーションの実施に際しては、その目的を最初にしっかりと明確にしておくことが重要です。そして目的を定めた上で効果検証を行い、次回に向けた改善策を計画する。このサイクルを繰り返すことで、プロモーションの精度を高めていく必要があります。

また実施するWebプロモーションに関しても、自社の商品やサービスに適合した手法を選ぶことも大切です。誤った手法を選択してしまっては、それまで構築したことが無駄になって可能性しまうもあります。そのため適切な手法の選定が成功への鍵となります。

Webプロモーション実施における各フローのすべてに手を抜かず、一つひとつに時間をかけて、確実に進めていきましょう。

 

 

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