第五回クレヨンプロジェクト in ネパール #3 #4

WORKSHOP

第五回クレヨンプロジェクト in ネパール #3 #4

目に見えないものを視覚化する #3

そこあるけどそこにない。そこにないけどそこにある。

視点を変えると見えるものが変わるという事を、ネパールの子どもたちに体感して欲しいと思いました。

 

そこで、空気汚染の中で生まれ、汚染された空気が普通になってしまってるネパールの子どもたちに空気を触ってもらおうと、白い紙風船と白い紙コップにシールやクレヨンで絵や色をつけて、紙風船飛ばしと糸電話のワークショップをしました。

真剣に絵を描く子、他の子のシールをぶんどって貼りまくる子、紙風船の吹き口がよだれでぐちゃぐちゃになって甘えてくる子、小さい子の面倒をみてる子、色んな子どもたちで大騒ぎでした。

 

絵を書き終え立ち上がって、紙風船や糸電話をやりに行く子どもたちの目が真っ直ぐでとても印象的でした。

今回のワークショップで、子どもたちの世界が少しでも広がる事を願っています。

 

五十嵐 淳子

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ネパールの子ども達に自ら発想してものを作る楽しさを #4

ネパールの子ども達に、自由に絵を描いてもいいよと紙とクレヨンを渡すと、周りの様子を伺い、一色のクレヨンで周りと同じ絵を描こうとします。

 

そこで、もっと自ら発想し、ものを作る楽しさを感じてもらうきっかけになるワークショップはできないかと考えました。
このワークショップは五色の色紙を様々な形に切った素材を、ベースの輪っかに貼っていくというものです。形が違う素材を使うため、同じ作品は一つとしてできません。自ら考え「この形がいい!この色がいい!」と作ってもらい、そして完成したらチェキで撮影して、写真をプレゼントしました。
自分の作品をしっかりとみる、誰かにみせる、他人の作品と見比べてみることは、次の制作意欲に繋がると思います。このワークショップが、「次はこうしてみようかな」と自ら考え、ものづくりをするきっかけになればと思います。

 

寺崎 元貴

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