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インタラクティブコンテンツ制作|弊社が提供する新しいイベント展示
ブログ編集部
こんにちは、たき工房ブログ編集部です。
2022年8月6日・7日、横浜市役所アトリウムにて「海洋都市横浜うみ博2022〜見て、触れて、感じる 海と日本PROJECT(以下、うみ博)」が開催されました。
この「うみ博」に出展したJAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)のコンテンツ「SHINKAI DIGITAL AQUARIUM タップで釣れる?!世にも不思議な深海生物」の制作をたき工房で担当させていただいたので見学に行ってまいりました。
今回のブログは、「うみ博」当日の様子や、コンテンツ制作を担当したブランドデザイン部の大入、テックラボの高城のインタビューを紹介します。
JAMSTECのスローガンを体現した、ブース展示
「うみ博」とは、横浜の海洋都市としての新たな魅力づくりに取り組む「海洋都市横浜うみ協議会」が開催するイベントで、横浜の「海」の魅力をより多くの人に発信することを目的としています。
海の世界で活躍する企業・団体などが多数ブース出展し、それぞれ趣向を凝らしながら自社の取り組みを紹介していく中で、たき工房ではJAMSTECのコンテンツ制作とブース展示をサポートしました。
来場者の多くは子どもを含む家族連れということもあり、ポップな装飾を施すブースが多い中で、JAMSTECは黒を基調としたシックなイメージ。
そして中央部には、たき工房のテックラボ制作の「タッチパネルを活用した深海魚すくい」がどっしりと構えています。
非常に盛況なイベントでしたが、中でもJAMSTECのブースには多くの人が集まり、大喜びで画面をタッチし深海魚すくいに興じる子どもの姿はもちろん、大人もその完成度の高さに驚いている様子が多く見受けられました。
ブランディングから携わることで実現した、デジタルへの大転換
今回のコンテンツ制作において、全体のディレクションを行ったのは、ブランドデザイン部所属のアートディレクター大入です。
大入:JAMSTECとは、以前からスローガンの作成などを通じたブランディング施策で協力させていただいており、今回もその取り組みの中の一つです。
これまでの取り組みの中で、JAMSTECでは『Sailing for the Earth, Diving for Science & Technology』というスローガンを定めており、さらに今回の「うみ博」全体のテーマがデジタルであったことから、タッチパネルを活用した深海魚すくいというアイデアに至りました。
当日のブース展示に関しては、JAMSTECのご担当者様からも大変好評で、主催者である横浜市や近隣ブースからも高い評価を頂けていると聞いています。
これまでのJAMSTECの展示では、本物の深海魚のはく製などを用いた、リアルな展示が多かったのですが、今回の展示ではテクノロジーのイメージを全面に打ち出したデジタルコンテンツを制作致しました。これも『Sailing for the Earth, Diving for Science & Technology』というスローガンがあったからこそ実現できたと思っています。
ただ見せるだけではない、触れることができるコンテンツだからこその着眼点
タッチパネルを活用した深海魚すくいというデジタルコンテンツの実制作を担当したのは、テックラボ所属のテクニカルディレクター高城です。
高城:テックラボでは、以前からタッチパネルやセンサーを使用した体験型コンテンツの制作実績があったので、システムそのものを作るのには苦労しませんでした。
また子ども向けスマホアプリ制作や、子供向けイベントへの体験型コンテンツの出展経験と、JAMSTECには、深海魚という他にはない強いコンテンツがあったので、企画そのものはスムーズにできたと思っています。また最近の子どもたちはタッチパネルを難なく扱うことができますから、その辺りも企画として取り組みやすかったですね。
ただ、今回実際に子供たちに体験してもらい、今後につながる課題も見つかっていますので、今後はそうした部分もブラッシュアップしていきたいです。
イベントでの展示、特に子どもを相手にしたコンテンツの制作では、実際にどのような遊ばれ方をするのかが想定しづらいという難しさがあります。そのため、例えば安全面のような、本来であればそこまで考えなくても良い部分にまで思考を巡らせる必要があり、コンテンツとしての完成度だけでなく、空間としての完成度まで高めていかなければなりません。
たき工房には、単なるデザインエージェンシーではなく、ブランディングからデジタルコンテンツの制作まで、一気通貫で行うことができる体制があります。今回の「うみ博」でのJAMSTECのブース展示は、まさしくたき工房ならではの仕事と言えるでしょう。
これからの時代にますますニーズを高めている「リアル×デジタル」の領域は、私たちたき工房が得意とする領域でもあります。こうしたニーズをお持ちの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
※2023年3月1日より、社名を「株式会社たき工房」から「株式会社たきコーポレーション」に変更いたしました。
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