第二回 クレヨンプロジェクト

WORKSHOP

第二回 クレヨンプロジェクト

お絵描きじゃない“デザイン”

「アフリカの子どもたちをデザインのチカラで笑顔に」という思いを掲げてアフリカを訪れるクレヨンプロジェクト。今回は一昨年に続き第二回目の渡航となりました。半年ほどの準備期間を経て一般財団法人mudefと共にアフリカのケニアを訪問。アフリカ最大のスラム街「キベラ・スラム」の視察や、スラム街の中にある児童施設「マゴソ・スクール」にてワークショップを開催しました。
一日一日を生きていくことで精いっぱいの環境でも、いつも見ている景色や、色や、柄や、素材も、「デザイン」という視点で見ると世界が変わって見える。デザインの考え方にふれるきっかけを作るために、スカーフの原画を描くワークショップのほか、ふたりでひとつの絵を完成させる「drawing」も実施。drawingは言葉を一切交わさず、交互に絵を描いていくことでデザインによるコミュニケーションをはかる内容で、子どもたちも最初は戸惑いながらも、たのしそうに絵を描き合っていました。

画像画像

こどもたちの環境を知る

その他にもケニア国内にある複数の児童施設を訪問し、マゴソ・スクールと同様のワークショップを行ったり、周辺の治安などを視察しました。
第一回の渡航時は田舎の農村部での活動でしたが、今回はスラムとあって、より切迫した環境を目の当たりにしました。今回の訪問では「デザイン」という考え方を伝えることで子どもたちの将来に何か残したいと考えていましたが、だたのお絵描きではない授業は子どもたちにとっても新鮮で記憶に残るものになったようです。
mudefの記事を読むには こちら

画像画像

このプロジェクトをfacebookでシェア share