制作実績
合味道×BLEACH千年血戦篇 コラボビジュアル制作（中国限定）
Ad Agency
株式会社 電通 様
Staffデザイナー ： 中野雄太・矢野仁志
プロデューサー ：石川晴彦・三上恵実
Briefing
日清食品（中国）投資有限公司様が販売している、カップラーメンの「合味道」。中国では人気の高いカップラーメンです。その合味道と、日本の人気アニメとのコラボビジュアル、商品パッケージを制作しました。中国でも日本のアニメは非常に人気で、今まで何度もコラボを行っており、今回は「BLEACH」とコラボをしました。
アニメBLEACHのファイナルシリーズである「千年血戦篇」の、中国での放送に合わせてコラボをしました。そのため作品を盛り上げ、根強いファンを喜ばせるグラフィックが求められました。社内で複数チームを立て、作品の世界観を保ちつつ、中国では定番である合味道にとって斬新なデザインを提案。BLEACHは登場人物が多く、キャラクターの選択、イラストにおける麺とスープの絡みの表現、何よりもファンが喜ぶ工夫を大切にし、グラフィックに落とし込みました。
コラボの特性上、クライアントや製作委員会様など各方面との密な連携、確認を行う必要がありました。初回の競合プレゼン後に、さらに社内で複数チームを立て、再プレゼンを行ったため、実制作の時間が例年より少なく、制限ができたりと障壁を感じる事もありました。
Our Design
ミーティングや提案を重ね、クライアントとクリエイティブサイドのアイデアや要望を、丁寧に各社へ確認し連携を取ってスピーディーに進行しました。イラストレーターや3DCGの制作担当などと制作を慎重に進めつつ、パッケージやグラフィックに掲載する文字が中国語であるため、内容に誤りがないように注意して進めました。
デザインに関して、ファンが見た時に「グッと来る」かどうか、という視点で制作を進めました。その中でも「パッケージの麺とスープの絡みの表現」には特にこだわりました。また蓋裏のキャラクターの表情や、各種ノベルティのデザインにも力を入れています。特にノベルティの「斬魄刀フォーク」は、ファンなら気になる一品になったかと思います。
Result
中国のみでの展開でしたが、さまざまなアイテムを制作し、漫画の原作者様からも好評でした。また中国限定で公開されていた動画も、ファンクラブ内で限定公開していただき、日本のファンの間でも好意的な反応を得ることができました。
